昨年から思いを寄せていたトルコに行く機会に恵まれました。体操の先生とその仲間9人です。77700円と言う格安料金、JTB旅物語「トルコ大爆勝2011」旅の出発です。
1日目
東京(成田)発13;05 (SU576)便
所要時間10時間20分、モスクワ(シェレメチェボ)着、それから又3時間でやっとイスタンブールに着きました。アルテミス・マリン・プリンス・ホテルの前はマルマラ海です。大きなクラゲがいるのには驚きです。食事は5つ星なので満足〜〜
マルマラ海のクラゲ 美味しかった鯖サンド

2日目
ダータネルス海峡をフェリーで渡りトロイに向かいます。空の青さを写したような海の青さに寒さを忘れ佇んでいました。
トロイは大きな木馬が復元されています。
紀元前2500〜2000年頃にはエーゲ海岸交易の中心地として繁栄の時を迎えていましたが、栄えては滅びるという歴史を繰り替えし、トロイは9層の都市遺跡となりました。

「トロイの木馬」伝説を信じたドイツのシュリーマンが(1871年〜73年)発掘。現在も発掘調査が続いている。日本の城壁に似ているが4000年前に造られたとは・・・・
1日500Kmの移動を終えてアイワルクに〜夕日に輝くエーゲ海岸のグランド・テミゼル・ホテルに着く。
エーゲ海の夕日 ホテルのテラスで

3日目
アイワルクからアクロポリス遺跡へ
ケーブルでアクロポリスに〜のら猫が出迎えてくれました。青空の中トラヤヌス宮殿の白い大理石が往時を語っているような光景でした。そこから見下ろす街の風景と合間って感動の連続です。
ベルガマ〜190km、エフェソス遺跡
イタリアのポンペイを思わせる遺跡群です。ケルスス図書館やクレオパトラ
&シーザーが歩いたと言われるアルカディア通りなど綺麗に残っているのは不思議なくらいです。
この大理石の道は夏には40度を超えるとか?冬で良かったと思える旅です。革製品のお店に案内されショーを見学。
私達のグループの中からKさんがモデルとして披露、何時もながらカッコイイKさんに又も憧れてしまいます。夜景のパムッカレを撮りコロッセア(ホテル)に〜
そこは温泉プールもあり宿泊客の多さにびっくり!食事もギュウギュウでバイキングが取りに行けないほど凄い!!
トラヤヌス宮殿 ヘラクレスの門からのクレテス通り奥に図書館 トラヤヌスの泉
勝利の女神 ハドリアヌス神殿(中央に女神ティケ) ケルスス図書館

4日目
パムッカレ〜コンヤ〜カッパドキア
石灰棚は朝日に輝き本当に素晴らしい!この場所だけが真っ白で蒸気があがる。
テレビで放映する時は温泉を全部流すそうだが私達はそうも行かない。流れているだけ幸せ・・・・
三脚は駄目と言われブルブルで写す。(興奮も一緒で)
足湯もあり最高の気分。410Km走りコンヤへ
メブラーナ博物館は映写禁止。靴を脱がなくても良いのだがビニールを履くのがブーツでは大変。トルコ人は親日家であり直ぐジャパンと解るらしい。愛想良く写真も一緒に撮ってくれる。
カッパドキアに近づくにつれて辺りは一変して雪景色になる。
待望の雪のカッパドキアが現実化してきました。

洞窟ホテル(アナトリアン・ハウジズ)着は7時を過ぎていました。部屋が全部違う為、添乗員の計らいで部屋の鍵を選びます。くじ運が強いと言うSさんに頼まれ鍵を選びます。・・・その結果最高の部屋になり新婚さん初め皆さんが部屋を見に来て興奮状態になりました。玄関、天蓋の寝室、その上にはジャグジー風呂、そこを下るとシャワールームと洗面所、と一回り出来ます。バルコニーも2箇所も着いていて大満足でした。
ただお風呂の温度が低いのが欠点でした。
パムッカレの石灰棚 光と影のパムッカレ 洞窟ホテル

5日目
カッパドキア〜アンカラ
カイマル地下都市を歩きギョレメの谷、キノコ岩、スリーシスターズ、何処も雪の上に不思議な形をした奇岩群がニョッキリ、と突き上げ連立している様は圧巻でした。こうした地層は数億年前に起きたエルジエス山の噴火によって造られたもの。火山灰と溶岩が数百mずつ積み重なった末、凝灰岩や溶岩層になった。その後、浸食が進み今では硬い岩だけが残され不思議な形の岩と成ったそうです。
アンカラでショッピング、地元のスーパーに行き皆スープやチョコレート等を買い求めていました。
アンカラエキスプレスの一等寝台車に乗りイスタンブール。
乗り心地は最悪・・・・・・振動と音で眠れませんでした。それにトイレの悪さ。そこに手桶が置いてあり自分で流します。初めての体験でした。
カッパドキアの奇岩群 パシャバーのきのこ岩 スリーシスターズ

6日目
寝台電車が1時間半も遅れイスタンブールは押せ押せの観光になりました。ブルーモスクは高さ43m直径27,5mの大ドームは圧巻、ステンドグラスから差し込む光が館内を淡く照らす光景はイスラム教でない私にも凛とした空気が漂っている雰囲気になりました。
トプカプ宮殿は強大な権力を持っていたオスマン朝の支配者の居城として建設されました。宝物館の第4の部屋にある86カラットの大きなダイヤ、&世界最大の3Kgの重さのエメラルドの短剣は必見。
  
86カラットのダイヤ エメラルドの短剣 ブールーモスクの大ドーム(直径27,5m)

アヤソフィア博物館
ギリシャ正教の大本山として君臨しながらも、後にイスラム寺院に姿を変えたイスタンブールを象徴する建物です。ブルーモスクとトプカプ宮殿の間にあるアヤソフィアはビザンツ建築の最高傑作とも評されています。内部には多数のモザイク画が残りビザンツ文化を象徴しています。
ピンクがかった大聖堂が印象的でした。
アヤソフィア博物館 聖母マリア像 イエス・コンスタンチン九世・ゾエのモザイク画

OPのボスポラス海峡クルーズ
午前中の慌しい観光と寝不足もあり寛げる時間です。空が何処までも青く、船から見るアジア側とヨーロッパに分かれるイスタンブール。「アジアとヨーロッパの架け橋」の言葉に納得する眺望でした。
夕食会場でのベリーダンスは期待はずれでした。ランプだけで薄暗く食事が見えない程の悪い状態でした。
ボスポラス大橋 一番短い地下鉄 バザール
7日目
バザールから帰路に〜
バザールは目的の物を探すのに手間取りました。数年前には有ったお土産も今は何処を探してもありません。お土産も流行があるのかしら?・・・・
私達は記念にトルコ石の指輪を購入。小さいが嬉しいお土産です。14時5分のモスクワ経由で帰路に〜
この1週間天候に恵まれ、2月の寒い季節を心配しましたが、今年は暖冬の影響で東京より暖かく快適な旅ができました。日本の2,5倍の面積を持ち自給自足のトルコ、益々観光に力を入れ栄えて行く事を期待して・・
満喫した最高のトルコの旅のでした。
ブルーモスクの絨毯の柄BCAK
2011トルコ8日間の旅

2011・2・6・〜13

トロイの木馬