シネマ歌舞伎「鼠小僧」
2015・4・14(火)
2005年1月に公開したシネマです。まだ,故中村勘三郎が勘九郎と呼ばれた頃の作品です。

江戸の街では鼠小僧の芝居が大人気、見物客の中に棺桶屋の三太(勘九郎)はずる賢く、金稼ぎに貪欲。人に施しをすると自分は死ぬのだと思っている
実兄の死にも棺桶の出番と喜ぶ始末。
その遺産は善人と評判の與吉(橋之助)に相続するように遺言状に書かれていた・・・・それは偽りで財産を横取りする悪い人達。
三太はお屋敷に忍び込み小判を盗む。與吉には隠し子が居て、その子供は祖父に育てられ貧しい暮らしをしている。いつも手を上にあげて空を見ている。それは祖父からの教えだと言う。三太は約束の日に小判を降らそうとするが・・・・・

野田秀樹の構成は笑い転げるほど面白い
勘三郎も動きとおしゃべりで汗が流れる・・・最初から最後まで爆笑
最後の一コマ  涙が溢れた〜〜
お金だけではない、上を向いて歩けば良いことも沢山あるよ・・・・・と
勘三郎と三津五郎を忍んだ一日でした
。。