コートールド美術館展
2019・11・12(火曜日)

東京都美術館展魅惑の印象派を観に上野まで行きました。

ロンドンにあるコートールド美術館の創設者は実業家サミュエル・コートー

ルド(1876年~1947年).

卓越した審美眼を持つコレクターでもありました。

特に印象に残ったマネの晩年の傑作「フォリー・ベルジェールのバー」右の写真は観る

ものをひきつける。女性の表情・鏡に映る人物の不思議さ。卓上にあるものの繊

細さと後方の人物の曖昧さが何とも言えない。傑作は人々を魅了し続ける。

もう一つの傑作、ルノワールの「桟敷席」。後方の男性はオペラグラスを

舞台ではなく客席を覗いている。女性の陶器のような白く滑らかな肌

印象派の作品は現在でも通じる穏やかな優美を持っています。

久し振りの美術鑑賞。本物の凄さを感じた一日でした。